きっかけ
僕が小説を読むようになったきっかけは高校時代の国語の先生だった橋本先生に一年生の勉強合宿の朝礼で、「国語力はすぐにはつかない。本を読むことが最も効果的。三年生になって読み始めるでは遅い。一年生のうちから多くの本に触れ少しずつ国語力をつけなさい。」という言葉を真に受けてその帰り上本町のジュンク堂で初めて自分の意志で小説と新書を一冊ずつ買った。
それから僕の通学時間が長かったこともあり、電車では本に読み耽るようになっていった。
そんな僕が今も続けて小説を読んでいる理由を改めて考えようと思う。
シンプルに面白い
やっぱりこれが一番大きい。面白くないとこんなに続けられてないと自分でも思う。中でも、司馬遼太郎の’’竜馬がゆく’’は男の子みんなが通ると言われるだけあって最高に面白かった。
小説を読み進め物語が進んでいく面白さは、友人と遊んだりYoutubeを見る楽しさとは全く違う面白さがある。
経験・体験を多く知れる
自分でできる体験や経験にはどうしても制限されてしまう部分がある。けれど小説だと文章を読むだけでまるで実体験のような臨場感を味わいながら自分の体験・経験を蓄積することができる。
例えば今読んでいる’’張り込み姫’’はリストラ面接官が英会話講師・旅行代理店・自動車の整備士・記者をターゲットとして物語が進むためそれぞれの業界はもちろん5人の人生についても深く知ることができる。
自分の知らなかった世界を文章を読むだけで知れる。こんなにコスパ良く簡単に経験・体験ができる小説は本当におすすめです。
自分の価値観ができる
読書を通じて知り得た、人生観・恋愛観などの様々な価値観。これらは自分が何か考える際に物差しのような役割を果たします。
そうした価値観の取捨選択の中で自分だけの価値観ができていくように思えます。僕はまだまだその過程で、新しい価値観を得ては思考している段階です。
ですがイーロンマスクやスティーブジョブス、ビルゲイツなど多くの世界のリーダーが口を揃えて、本を読んでさまざまな価値観に触れることの重要性を公言していることからも読書は続けようと思います。
野心が湧く
SNSのネットサーフィンをした時間よりも小説を読むことの方がずっと強いインパクトを与えてくれ、また筆者ごとに違う世界観がありそれに浸ることで自分の内側を広げてくれます。
受け身のネットサーフィンとは違い、小説を読むと自分自身について考えさせてくれ能動的に考える習慣がつきます。だから野心が湧いてくるのかもしれません。少なくとも僕は今そう思っています。
まとめ
以上が僕が読書をする理由でした。是非小説を読んでみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました!
Take.