プレゼンの基本線

先日、元4大証券元常務の方にプレゼンの仕方についてセミナーを受けた。

人前で話すことに課題感を感じていて、知っていたこともあったが多くのことが新しく知ることばかりだった。

この記事ではその具体的な方法を昨日の内容に沿ってまとめていく。

結論

「その心あまりて、言葉足らず」   (古今和歌集仮名序六歌仙 在原業平)

多くのプレゼンがその気持ちや心は伝わるけど、言葉が足りない。

その理由は大きく分けて、3つのことができていないから。

①相手の聞きたいことから話す

②全体を離した後にパーツを話す

③分かりやすい言葉で話す

言いたいことや気持ちは伝わっても、表現方法で評価が大きく変わってしまうため、

上記のポイントを押さえて話すことが重要。

コツ① 相手が聞きたいことから話す

【話し手の一流二流三流】

三流:何も考えないで話す

二流:自分の話したいことを話す

一流:相手が聞きたいことを話す

事前に話すことを決める際に、自分の話の中で相手の聞きたいことは何かを推測する。

喋りたい話から始めても、人は構えてしまい相手の心に残すことができない。

コツ② Whole-Part法

要点は3つに絞り、常に話は結論から言うことを心がける。

例:今日は本と机とペンの3点についてお話しします。

人間の脳は3つ以上の情報を受け取れないため、端的に分かりやすく伝える。

ゴールや全体像が見えないと、聞こうと言う体勢になりにくい。

コツ③ 処理流暢性

脳科学において分かりやすい言葉は真実でありポジティブに捉えるとされている。

処理流暢性を意識して、難しい言葉は使わず相手にとって分かりやすいワードを選択する。

逆に認知メカニズムで分かりにくい言葉はネガティブに捉えられてしまう。

例)トランプ元大統領「アメリカンファースト」

小泉元首相「俺が買えなければ自民党をぶっ潰す」

付録① アイスブレーキング

落語のまくら、短歌の序と言うように昔からいきなり本題に入らず、わざと間をとる形があった。

これはどうしても初対面だと警戒心を抱いてしまうため、聞き手の体を柔らかくし本題を相手に入りやすくする目的がある。

付録② 地声と裏声の間の声

人が一番心地の良いと感じる、ファかソの音で話す。

また常識と一般論は刺さらない。これは誰が言っても同じだから感動しない。

最後に

いかがだったでしょうか。

営業での場面、クライアントさんに話す場面、この話し方の基本線は今日から活かせる知識だウナと思いました。ちなみにこの記事も手順を意識してみました。

アイスブレイクの質やこの基本線を体に落とし込んで、相手に伝わる話し方を目指します!!

最後までお読みいただきありがとうございました!

Take.

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